「dekor」という名前の由来はスウェーデン語で「舞台装置/舞台装飾」を意味する単語からとりました。舞台装置/舞台装飾は何もないところに魔法をかけるように世界をつくりだすことができます。背景や小物、光や音や煙、時には香りなどの仕掛けを組み立てて、舞台上で生活のさまざまな「シーン」を立ち上げます。
dekor は主にデザインやライフスタイルをあつかってはいますが、美しいやかわいいといったモノ=デコレイション中心の文脈から一歩進めて、その回りにあるコト、つまり、作る人や使う人の生活に目を向けたいとおもっています。わたしたちがスウェーデンで生活をするなかで、出会うモノやそれを取り巻く人と生活。そうしたものをとりあげ「シーン」を立ち上げることで、dekor の仕事が届くいろいろな人にとって「生活」について思いをめぐらすきっかけなれば幸いです。
ストックホルムの日本のデザイン・クラフトショップ KIKI 代表。B型乙女座。明治学院大学文学部芸術学科卒業。美術史、インドネシアの影絵、現代美術を学ぶ。絵を見るのも描くのも文章を読むのも書くのも好きだが、音楽は聞くのみ。以前は同じものがたくさん並んでいる景色が好みだったが、バラバラなモノがたくさんも捨てたもんじゃないな、とおもうこの頃。 2007年渡瑞。
dekor 代表。北欧の魅力にとりつかれて戻ってこれないひつじ年牡羊座。 フォトグラファー、コーディネーター、ライター、通訳。 からっ風の街生まれ、千葉大学にて美術・図工教育課程終了。 その後株式会社イデーにて家具販売部門に5年間所属。インテリアコーディネートに携わる。 2007年渡瑞。スウェーデン最古の街で写真を学ぶ。